Play Fair 2008が国際オリンピック委員会(IOC)に求めているのは、

  • 主催国がILOの中核的労働基準を採択、批准、尊重していることを今後のオリンピック大会の条件とすること。
  • ライセンス契約、スポンサー契約および販売契約の条件として、IOC商標登録商品の生産に関る労働慣行および労働条件について国際的に認知されている労働基準に準拠するよう求めること。
  • 国際オリンピック委員会ならびに国内オリンピック委員会のサプライチェーンにおいて、労働条件の率先的調査の実施、ならびに虐待・搾取を伴う労働慣行をやめさせる仕組みの整備を業者に課すこと。なお、十分な裏づけのある苦情もその対象とします。
  • スポーツウェアおよびスポーツシューズ産業における搾取と虐待をなくす必要性を世間一般に広く宣伝すること。
  • 労働者の権利の尊重を「オリンピック憲章」ならびに「IOC倫理規定」における不可欠な要素とすること。
  • その他のオリンピック競技大会関連の雇用における労働者の権利尊重にむけた取り組みを支援すること。

Play Fair 2008が国内オリンピック委員会(NOC)ならびにオリンピック組織委員会(OCOG)に求めているのは、

  • 国際オリンピック委員会(IOC)を通じ、上述の虐待・搾取を伴う労働慣行をやめさせる仕組みの整備を行うこと。
  • このキャンペーンの要望事項を国内企業および国の代表チームのスポンサーに対し強く要請するため、その影響力を活用すること。
  • 国内オリンピック委員会(NOC)ならびにオリンピック組織委員会(OCOG)が、スポンサー契約や販売契約を結んでいる企業名を公表すること。
  • ライセンス契約、スポンサー契約および販売契約を企業と結ぶ際、当該企業がその生産拠点を公表し、そこでのNOC商標登録商品の生産に関る労働慣行・労働条件について国際的に認知された労働基準に準拠することをその条件とすること。
 
 
 
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